一言モノモーション

仕事に明け暮れた日常を過ごしたサラリーマン生活を後悔しています。

若い人達には、生きづらい時代になったかもしれませんが、それでも悔いのない人生を一歩ずつ進んで欲しいのです。

あの時こうしておけば良かったと後悔する前に。若者よ、ファイト一発!

シニア世代になった私から若い人達にお伝えしたいことがあります。

by シニア ごぼうライター

  • ¥1,000

    目標金額
  • ¥100

    獲得シンパ
  • 0

    残り日数
  • 終了日

    モノモーション終了
Raised Percent :
10.00%
This campaign has been invalid or not started yet.
, 日本

シニア ごぼうライター

2 Campaigns | 0 Loved campaigns

ピニオン紹介

メインモノモーション

私は今、妻を在宅介護している61歳の男性です。 妻の在宅介護に伴い、40年間のサラリーマン生活を定年前に終止符を打ちました。

妻が病に倒れ、約6か月の入院期間を経て、その後の2年間、介護を続けている間、今までの人生を振り返ることが増えました。 特に夢でうなされることが多いような気がします。

その悪夢(?)は、自分の生き方・仕事・人間関係で後悔した経験です。

昭和から平成、令和と時代は移り変わっていますが、私の経験から若い人達に何かメッセージを届けられたらと思います。 ほぼ反省ばかりで申し訳ないですが、まあ、老人の戯言とは思わないで聞いてくださいね。

1つ目の後悔「自分の生き方」

若い人達には、「自分の個性を知り、知恵やスキルを磨き、自分で道を切り開く人生を送って欲しい」と言いたい。

昭和初期に生まれた私の両親は、自分が正しい、自分の言うことが常識という論理で私を教育してきました。 それが間違いだと気づいたのが就職してからのこと。

高校卒業と同時に就職したので、なんと18年間も自分の心は鎖国状態だったのです。

学校の成績が悪いと怒られ、工業高校に入学しても喜びもせず、偏差値の低い高校に通っても意味がないと愚痴ばかりいう親。

それが就職先が大企業に決まってからは、「あんたはやっぱり私の息子や」と手のひら返し。大企業の就職が人生の勝ち組という定型的な親の理論です。

それが私の人生を狂わせました。

「自分は偉い、大企業は安泰」という妄想を40代前半まで持ち続けたのです。なんともお恥ずかしい。

今の社会でも一流大学卒のエリートが公務員や大企業などに就職が決まれば人生勝ち組的な考えが残っていますが「妄想」です。終身雇用など当てにはなりません。給与も賞与もどうなるか。

子供をエリートに育て、決められたレールに乗せるという考え方は、子供の個性を失くしているのを分からない親が多すぎる。親のエゴ。ある意味、日本の学歴社会が招いた悲劇ですね。

大企業で自分なりに一生懸命働いてきたという自負は会社を退職した時点でただの老人になり消え失せます。会社に大した功績も残せず、ただ会社にしがみつくサラリーマン時代を振り返ると悲しくなりますよ。

固定観念にとらわれず、今の時代を諦めない気持ちを持ち続けてください。

「年老いてからも自分なりによくやったと自分を褒めることができる人生」こそが充実した人生です。

あなたは今、充実した毎日を過ごしていますか?

2つ目の後悔「雇用問題と仕事のやり方」

若い人達には、「一つの業種、職種に縛られるな。やりがいのある仕事は必ず見つかる」と言いたい。

朝早くから出勤し、終電まで仕事をし、休日もなしというブラック企業の話をよく耳にします。 これは就職活動に疲れた学生がやっと掴んだ就職先がブラック企業にすぎないという言葉では済まされない。

低賃金で残業手当なし、休日手当なしの雇用がまかり通る日本社会の仕組みが悪すぎる。

コロナ禍という問題もあるが、日本の雇用状況、特に完全失業率が高すぎる。またワーキングプアと呼ばれる人達が数多く存在するのを知りながら、抜本的な対策をしていない。 これでは仕事にやりがいなど見出せるはずもなく、ただ最低限の生活を維持するだけのために働くだけで、そこに喜びなどを感じるわけがない。

日本の企業は海外の低賃金労働で安く大量に品物を作るのではなく、内部牽制をしっかり行い、国内の労働力を確保した上で、品質の良いものづくりの原点に立ち返るべきだと思う。

「自分の個性を磨き、知識や経験、スキルアップを毎日積み上げてください」と加えてお伝えしたい。

また仕事のやり方も従来とは考え方を変える時期に来ています。

私は、AI(人工知能)に仕事をシフトしていこうとする中では、個性のない企業ばかりになってしまう危機感を感じています。 それではやりがいなど生まれるはずもない。人間にしかできない仕事はある。

これからは、人間の知恵とAIの両立が必要な社会が必要です。 「AIに負けるな。人間には感性がある。仕事は効率化がすべてではない」と伝えたい。

最後の後悔「人間関係」

若い人達には、「コミュニケーションは大事。だけど深入りは禁物」と言いたい。

ネット情報が氾濫し、正しい情報、誤った情報が混在している現代社会。またSNSなどを利用した個人への誹謗中傷。何が良い、悪いかが分からない世の中になっている感じがする。

今の大人は、巻き込まれたら大変と、何か起こっても見て見ぬふり。昭和の頃は、少しでも悪戯したら、近所の爺ちゃんや婆ちゃんに叱られたものです。

特に、今の若い人はコミュニケーションの取り方が上手くないように思えます。与えられた仕事をもくもくとこなす。そんな仕事のやり方、楽しいですか?

私の若い頃は、自分の意見を曲げず、よく上司と衝突しましたが、お互いの落し所を探っていれば、良好な人間関係が構築できていたと思います。(この大切なことに気づくのが40代後半でした)

日常生活や会社生活でも人間関係の礎ともいえる最低限のコミュニケーションは必要です。

特に挨拶。家庭では「おはよう」「おやすみ」、会社では「おはようございます」「お疲れさまです」「お先に失礼いたします」など基本的なコミュニケーションは絶対です。

反対に、相手のためと深く介入するのは禁物。相手から求められたら、助言するくらいの関係で丁度良いのです。

近頃、終身雇用制度といった年齢加算的な給与方式から貢献度評価という成果報酬型をとる会社が増えています。だからと言って、個業での成果には限界があります。

「お互いにメリットのある関係を築き、助け合う気持ちを持つ」この基本に立ち返る時期が来ていると思います。

如何でしたか。

3つの時代を生きてきたシニアだからこそ、気がつくこともあります。

私達、シニア世代も「今の若いもんは」と文句を言う前に、自分の経験や知恵をそれとなく若い人達に披露することも大事です。

若いもんには負けられない、でも、若いもんを助けたいシニアは沢山います。

若者もシニアに負けず、政治に関心を持ってください。そして投票には必ず行ってください。

これからの時代はあなた方が舵取りをしていかなければなりません。シニア世代はその助けとなるように頑張りますから。

生きづらい世の中だからこそ、「昔の経験、知恵」と「新しい考え方」の融合が必要な時ではないでしょうか。 一緒にこの日本の行く末を考えていきましょうよ。

レビュー

  1. yawato

    非常に考えさせれるモノモーションだな〜

レビューを追加