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基本を守り続けることが重要
オミクロン株の流行が連日メディアを騒がせています。
そんな中、気になった言葉がありました。感染対策について「これ以上何をすればいいのか」という言葉です。
私が医療現場で働いて知る限り“これ以上の素晴らしい画期的な対策”というものはありません。
新型コロナウイルスに関わる状況は毎日のように変わっていますが、感染防止の点で大きく変わったことはほとんどありません。
適切な防護具を装着し、こまめに手洗い・消毒を行い、三密を避けることです。
新型コロナウイルスの流行が始まった頃から言われている事と変わりません。これを続けて欲しいのです。
基本的な感染対策を続けることが、最も確実に感染者数を減らすこととなるのです。
感染症の基本
感染症の基本的な考えとして『感染の連鎖』というものがあります。
①感染源 → ②感染経路 → ③感受性宿主
細菌やウイルスによる感染はこの三つの要素で起こります。
このどれか一つでも流れを断ち切れば、感染症は起こりません。
①感染源 感染の原因となるものを含んでいるもの
新型コロナウイルスの感染の多くは飛沫感染、次に接触感染とされているので、
ウイルスを含む飛沫、ウイルスの付着した物が感染源となります。
②感染経路 感染源から人に侵入する経路
新型コロナウイルスは、飛沫による感染、接触による感染が主な感染経路です。
③感受性宿主 感染症の発症を抑えるだけの抵抗力を持たない人のこと。
感受性宿主が感染症を起こすことで感染源となります。
感染対策においては特に感染経路を断ち切ることが重要とされます。
感染対策の意味
冒頭でも述べましたが、新型コロナウイルスの感染対策に必要なことは以前までと変わりません。
①マスクを装着する ②こまめに手洗い・消毒を行う ③三密を避ける です。
これらがどうして重要かを見ていきましょう。
①マスクを装着する
新型コロナウイルス感染の多くは飛沫感染とされています。
飛沫感染は、咳やくしゃみ、会話などで発生した飛沫が目・鼻・口の粘膜に触れることで発生します。
こうした飛沫の発生や、発生した飛沫が粘膜に触れるリスクをマスクで軽減できます。
マスクは接触感染を防ぐ効果もあります。
マスクをつけることで鼻や口に手や物が接触することを防ぐことができます。
(MEMO)
2021年6月にマスクのJIS規格が制定されました。
JISマークの表示があるマスクは一定の品質が保証されていますので、ぜひ使用してください。
マスクのJIS規格にはT9001とT9002の二種類があります
一般利用ではT9001の一般用~医療用クラスⅠくらいで十分かと思います
②こまめに手洗い・消毒を行う
手に付着したウイルスを取り除くことで、接触感染を防ぐ効果があります。
③三密を避ける
- 密接:近距離で話をしたり咳をすることで飛沫を浴びる恐れがあります。
- 密集:人が増えるほどウイルスを持つ人がいる確率も増えます。多人数で集まれば、一人がウイルスを持つために多くの人が感染を起こすことになります。
- 密閉:飛散した飛沫がいつまでも滞留して接触リスクが増えます。
人と人の間隔は1m以上空ける、多人数で集まらない、部屋は定期的に換気を行う。
この三つを徹底することで、新たな感染者を減らすことができます。
最後に
絶対に感染しない方法はありません。こうした対策をどれだけ頑張って続けても、感染する時は感染します。しかし、感染の確率を減らすことはできます。
一人当たりの確率が減れば、全体の数は必ず減少します。そして、感染者の数が減れば感染する確率も減ります。こうした好循環を保つための行動が重要なのです。
ワクチンもそのために有用とされています。
マスク、手洗い、三密を避けるなんてもう聞き飽きたと思われるかもしれません。どれだけ注意しても増え続ける感染者数を見ていれば、やる気も無くなってしまうかもしれません。それでも続けることが大切です。
新型コロナウイルスの蔓延はまだしばらく続くと思われます。
医療も逼迫しており、入院が必要な状態なのにコロナ陽性であるために入院が遅れてしまうという状況も発生しています。
オミクロン株は感染力が強い一方で毒性は低いとされていますが、今後ウイルスが変異すれば、またデルタ株のような強い毒性を持つ可能性があります。そうしたウイルスが蔓延すれば、また社会活動の規制は強化せざるを得ないでしょう。
これ以上規制が続いて経済状況が悪化すれば、社会基盤にも大きな傷を与えることになりかねません。
社会のために、そしてもちろん、自分や身の回りの人たちの命や健康を守るために。
ぜひもう一度感染対策を見直し、続けていって欲しいと願います。
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