若者の選挙離れとインターネット投票
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若者の選挙離れ
みなさんは選挙に行かれますか?
現在の日本では選挙離れがひどく、投票率が低いため再選挙になる地域もあります。
日本全体で問題になっている選挙離れの中でも特に若者の選挙離れは顕著です。
(https://www.soumu.go.jp/より出典)
上記の資料は総務省が2021年に公開した「衆議院議員総選挙における年代別投票率の推移」です。
若者(10代から20代)に着目してこのグラフを見ると、令和3年10月に行われた第49回衆議院議員総選挙では、10歳代が43.21%、20歳代が36.50%、30歳代が47.12%となっています。(全年代を通じた投票率は55.93%)
他の世代と比較しても、若者の投票率がとても低いことがわかります。
時代遅れの選挙システム
若者がいかに選挙から離れているか理解いただけたと思います。
ではなぜ投票率が低いのでしょうか?
- 政治に興味がないから
- 若者の意見は政治に反映されにくいから
- 現在の政治に希望を持てないから
などなど、理由はたくさんあると思います。
ですが今回、若者の一員である私から声を大にして提唱するのは、旧態依然とした選挙システムです。
様々なことが電子化され、テレワークなども広く認知され始めた昨今。
しかし選挙システムは未だ投票所に行き、紙に書いて提出するという古いスタイルを貫いています。
もちろん導入には
- 法整備
- コスト
- セキュリティ
- システム整備
など様々なハードルはあると思います。
ですがはたしてこれらの問題は全く解決できないものなのでしょうか?
エストニアから見るインターネット投票
インターネット投票を導入している国として有名なのがバルト三国の一国であるエストニアです。
エストニアでは2005年からインターネット投票が開始され、現在では投票率の4割、期日前投票に限っては7割がインターネット投票により行われています。
ここで着目するのは若者の投票率の推移です。
結論から言うと、若者の投票率に対してインターネット投票は大きな効果を上げていません
エストニアは人口で言うと埼玉県ぐらいの規模なので一概に日本とは比較できませんが、20代前半ではインターネット投票による投票率の上昇は認められません。
逆に20代後半から50代前半に対しては効果が見て取れるのでインターネット投票自体の投票率への貢献は認められそうです。
この結果から、インターネット投票は若者の投票率上昇には意味がないのではないかという意見がありそうですが、私は一概にそうとは思いません。
現代世界ではグローバル化が謳われ、多くの若者は海外進出への意識を高めています。
海外から日本の選挙に参加するのは大変なことです。
しかしインターネット投票が可能になれば、海外にいる人も容易に選挙に参加できます。
これは、海外にいる日本人の票が増えるだけでなく、海外からの視点を持った有権者が選挙に多く参加することで投票の結果に違いを生み出すことができることを意味しています。
既得権益を守るために行われる選挙もそのように変化を見せれば、若者も関心を持つのではないでしょうか。
まとめ
現状ではインターネット投票の効果は不確かなままですが、これから技術開発が進んでいけば、インターネット投票は必ず訪れる未来だと思います。
選挙のシステムが変わることによる影響を私たち一人ひとりが考えなければなりません。
是非あなたも未来の選挙について考えてみてください。
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