一言モノモーション

日本の教育にはさまざまなな問題があります。

二十歳の私が、日本の教育の問題点について、若者の目線で意見を書きました。

ぜひ多くの方に読んでいただき、問題について考えるきっかけを与えることができれば幸いです。

日本の教育に対する意見を若者の目線で~大学生が考える3つのこと~

by Kono Issei

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Kono Issei

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皆さんは日本の教育について考えたことがありますか?

日本の教育にはどのような問題があると思いますか?

全ての日本人が受けてきたであろう“教育”について、二十歳の私の意見をぶつけます。

義務教育9年間と高校3年間、大学3年間(限大学3年生のため)の計15年間教育を受けてきた一人の若者として、日本の教育に対する考えを綴らせてください。

私は、日本の教育に対して改善した方が良いのではないかと思う問題点が3つあります。

先に述べておくと

暗記を重視する学習スタイルで、思考の機会が少ない点

②“WHY(なぜ)”を重要視しない点

みんな平均を目指す点

の3点です。

ひとつずつ見ていきましょう。

 

暗記を重視する学習スタイルで、思考の機会が少ない点

日本の教育は詰め込み型と呼ばれているように、知識をたくさん取り込み、暗記をたくさんする学習スタイルです。簡単には答えの出ない問題について考える、思考の機会が少ないと感じます。

この、詰め込み型教育というのは、明治維新以降続いているといわれており、ある意味では日本をここまで成長させてきた要因の一つともいえます。

しかし、AI技術の発達が進み、時代が大きく変わりつつある今、この詰め込み型の教育では太刀打ちできないと思いいます。

これからの時代には、複雑な構造を正確に読み解き、答えに少しでも近づくような、思考を重視した教育が必要であるといえるでしょう。

“今までうまくいっていたから“では通用しません。

この変化のスピードが早い時代を生き抜く、思考を重視した教育が求められているのではないでしょうか。

 

②“WHY(なぜ)”を重要視しない点

この問題については、私が15年間受けていた教育の中で、実際に特に感じました。

先生が何かを説明するときの“WHY(なぜ)”の圧倒的な少なさ。

特に中学や高校の時には毎日のように“なんでこれはこうなのだろう”と考えていました。

1つ目の問題点として挙げた、思考の機会が少ない点に通ずるところがあるのかもしれません。

具体的な例を挙げてみると、中学1年生では1日2時間家庭学習をしましょうや、高校2年生では平日3時間、休日6時間勉強しましょうといった、学習時間の提示。

なぜ、2時間なのか、なぜその時間なのか。理由に当たる部分が話されず、がむしゃらに多くの時間を勉強に費やすようにと言われた記憶があります。

これでは理由や目的がはっきりしないため、意識が低い状態で勉学に励むことになり、モチベーションも上がりません。

他にも、授業では、なぜこの分野の勉強をしているのかについて触れられることはほとんどなく、教科書通りに先生がつらつらと説明するというのが一般でした。

ここに、「この分野は、こういうことがわかってこういう目的があるから勉強しているんだよ」といったような理由の説明があれば、全体のビジョンを把握でき、モチベーションも上がってくると思います。

そういった意味でも、もっと“WHY(なぜ)”を重視した教育が必要なのではないのでしょうか。

 

みんな平均を目指す点

これは日本独特の問題かもしれません。

日本の教育方針として、”全員がある一定のラインに到達するように、真ん中や下のレベルに合わせる”というものがあります。

ほかに得意なことがある人でも、何か苦手なことがあればそれを克服するように努力するのが良いとされる環境。

長所を伸ばすよりも短所を克服することを重視することが良いものとされ、みんながあらゆることを一定のレベルでできるようになることを目指しています。

これには日本の歴史や成り立ちが関係していると私は考えています。

日本は昔から自然災害が多く、人々は互いに助け合わないと生きていけない環境にありました。そのため集団意識が根強く存在し、それが今でも残っています。

これがすべて悪いことだとは思いませんが、日本人の個性をつぶしてしまう一つの要因だと考えています。

今は個人が尊重され、多様な選択ができる時代です。そんな時代に個性をつぶしてしまう教育をすることは、時代に反しているのではないかと思います。

全員が平均を目指すのではなく、もっと個人を尊重し、長所を伸ばす教育が必要なのではないのでしょうか。

 

以上の3点が、私の考える日本の教育の問題点です。

皆さんはどう考えますか?

もちろんこの問題点は、裏を返せばメリットとなることもあり、全てを批判するべきではないことは理解しています。ですので、あくまで二十歳の私が15年間教育を受けてきた中で感じた、一つの意見としてとらえていただければ幸いです。

大切なのは、この問題を他人事だと思わずに、みんなで考えて議論を重ねていくことだと思います。この記事を読んで、あなたにちょっとでも考えるきっかけを与えることができたなら、私は満足です。

日本の未来のために、これから教育を受ける子供たちのために、日本の教育に対して今一度考え直してみませんか?

 

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