一言モノモーション
『多様化社会』ついてみなさんは自分軸で捉えられていますか?
多様化の波にのまれず、ともに乗ってほしい!
現在、賛否両論あるLGBTQ+もまた多様化の議題のど真ん中にいます。
賛成も否定も知ってから。まずは読んでください。知ってください!
多様化社会『LGBTQ+』を知ってほしい! 私たちを見て見ぬふりしないで。同じ人間です。
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『生産性がない。』
皆さんはこの言葉が誰に対して、何のために投げかけられた言葉なのか知っていますか?
これは以前、某国会議員がLGBTQ+当事者に向けて発した言葉です。
この言葉を聞いてどう思われますか?
『私は関係ないから何も思わない。』そう思われる方もいらっしゃると思います。
関係ないと思うのは『知らない』からですよね?
LGBTQ+とはどのような人たちを指して使われる言葉なのか詳しく理解されている方はどれだけいらっしゃるのでしょうか。
まず、LGBTQ+とは性的マイノリティー(性的少数者)のことを指す言葉です。
L→レズビアン(女性愛者)
G→ゲイ(男性愛者)
B→バイセクシャル(同性愛者)
T→トランスジェンダー(性的違和)
Q→クエスチョニング・クィア(男性女性どちらにも該当しない・分からない)
+→それ以外の方々
冒頭で書いているように、『子どもが産めない』から『生産性がない』という言葉を上記のような括りにある人々に向けて発せられました。
もちろん、パートナーと自身との血のつながった子どもを授かることはできません。
しかし、子どもを作れない=生産性がないという答えになることは飛躍しすぎていると思いませんか?
私たち当事者も人間です。生きることにおいて、恋愛することにおいて、仕事するにあたって本質的なことは変わらないということを理解してほしいのです。
LGBTQ+という特別扱いを受けたいのではなく、みなさんと同じように生活できる権利が欲しいのです。
日本国憲法第14条第1項には「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」とあります。
これは、日本国民が自由に生きるための権利を保証した誓約。
対して、日本国憲法第24条1項には「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」とあります。
つまり、LGBTQ+当事者の私たちは愛し合っていても、家族になりたいと願っても現状日本では結婚ができないということです。
一部の地方自治体ではパートナーシップ制度を導入し多様化の動きを見せてくれています。
しかし、国がイエスと言わなければ正式に『結婚しています』と言えない。
『結婚』という二文字がどれほど重く、LGBTQ+当事者からすればいかに遠い存在か、みなさんはご存じですか?
婚姻関係にない場合、
パートナーが重篤な状態に陥ったとき直ぐに駆けつけることが出来ません。
遺産をパートナーに譲りたいと思っても残すことが出来ません。
パートナーに社会的扶養を適用出来ません。
上記以外にも他にも様々な弊害があります。
多様化が進む社会と言われる世の中ですが、多様化が『一人歩き』している状態になっていることを問題視してほしいのです。
『私は関係ないから』と思われる方が日本には多いのが現状です。
しかし、ご自身のご家族や仲の良い友人が当事者だとカミングアウトしてきたら?
きっと自分事として考えるようになるはずです。
家族や友達には幸せになってほしいですよね。
もし、その方たちがLGBTQ+当事者であったとしても幸せを願うはずです。
現代の多様化社会の中で未だに家族や友人、職場に打ち明けることが出来ず悩み苦しんでいる方がいることを知ってほしい。
アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)による他者の決めつけを一度捨てて、まずはどのような人々がいるのかを知ってほしい。
もしかすると、あなたの身近な人が当事者の方かもしれません。
そのように感じて、いつでも受け入れることが出来るように知っていてほしいのです。
ぴったりと寄り添う必要はありません。
ただ、どのような人が、どのような考え・性格を持って存在しているのかということを知ってほしいと思っています。
その『知る』という行為で私たち当事者は救われます。
知っていればLGBTQ+当事者を理由なく否定することも、理由なく応援することもなくなるはずです。
だから知ってほしい。
LGBTQ+当事者の人も、そうでない方も全ての人が自由に自分らしく生きることのできる本当の多様化社会が訪れることを願っています。
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