一言モノモーション
現役世代に町内会の仕事は無理があると思います。
地域の住民で当番制やるよりも、定年退職した老後世代の方が「公共の雇用」という形で担ってくれるのがみんなが幸せになれる方法と考えます。是非実現したいものです。
メインモノモーション
共働きで子育てをしているみなさん。町内会の仕事、無理がありませんか
マイホームを購入すると、当番制で回ってくる町内会の仕事。
ただでさえ本業と子育てで忙しくていっぱいいっぱいなのにさらに増える負担。
地域の住民で当番制やるよりも、定年退職した老後世代の方がやってくれたらいいのではないでしょうか。
なぜなら、
①核家族化、共働きの家庭の増加に伴い平日に動ける人が減っています。その中の町内会の活動は負担でしかない。
②定年退職を迎えた老後夫婦の家庭不和の話をよく聞く。「緩い仕事」という形で年金だけでは少ない生活費を補填しつつ町内の維持をサポートするのは老後世代の方々にとっても良い話である。
実際、私も新築を購入して2年目で町内会の班長を取り仕切る役を割り当てられました。
その内容は毎月初めの1日の平日昼間に地区公民館へ回覧板に入れるための書類を取りに行き、家で書類を取り分け、各班長の家に届けるものでした。
平日昼間は会社員である私は動けず、共働きの妻も勤務に出ているため公民館へ行くのは近所の定年退職したおじさんに頼んでいました。私の場合はそのおじさんが優しい方だったのでトラブルなどはありませんでしたが、毎月お願いしてしまうので申し訳ない気持ちになりました。
毎月1日に書類を入手しますが、実際に行動ができるのは土日の会社が休みの日でした。書類を分別し、回覧板に挟み、10件以上ある班長の家に届ける作業は、簡単ではありましたが地味に労力と時間を喰らうものでした。
書類入手から実際に回覧板を配る土日まで数日のタイムラグがありますので、班長さんから「他の地区の方は受け取ったみたいですが回覧板はまだでしょうか」という問い合わせも来て、焦る気持ちもありました。
町内会費の回収という作業もありました。何度も電話して予定を合わせて回収に行く作業は、現金を扱う怖さも併せて労力・時間の浪費・ストレスを感じるものでした。
何度も書いた通り、平日に仕事と生活以外で行動することは大きな負担です。共働きの子育て世代は仕事が終わった後、ご飯作って、食べて、掃除して、片づけて、寝る。これが日々戦いに近いのです。
つまり、平日の夜行動することも正直「無理!!」に近いのです。
現在、新型コロナウィルスの蔓延防止策で集会やイベントも最小限にとどめられています。本来、この作業に加えて定例集会・町内イベントの準備もやるはずだったことを考えると、ぞっとします。次に回ってきたときこそ職場に迷惑をかけなければ成立しないと思います。
一方で、定年退職を迎えた夫が家に居座り、お互いのストレスが溜まり家庭内不和に繋がるケースをよく耳にします。仕事気分が抜けきらない夫が今まで家を維持してきた妻に指図し関係性が悪化するのです。
それであれば、定年退職したおじさん・おばさんたちに地域の仕事を対価が出る「仕事」として担っていただければみんなが幸せになれると思います。
定年退職したおじさんは仕事の経験が豊富で業務の進め方も知っています。正直頼りになります。現役世代、仕事の経験が浅い私たちがやるよりも確実に円滑にことが運ぶでしょう。
おばさんの長年培った地域コミュニケーション網、生活の知恵袋は地域の維持に絶対に役に立つはずです。
近年、地域のコミュニケーションが希薄になっているといわれています。公園で子供だけで遊ばせるというのも防犯上危険な世の中です。町内会の方々で地区に目を光らせる(おしゃべりしながら巡回)だけで、子育て世代としてはすごく心強く、安心感を抱きます。そのことに対価を支払うことに抵抗は感じません。
定年退職後の方としても年金だけで生活は厳しいと聞きます。かといって、雇用もなく、コンビニのアルバイトなど不慣れなことをやっている方も多く見かけます。その雇用も近年は外国人に侵食されていますが。
定年退職後、同じ境遇の方々と地域の維持・活性に努めていただき、収入も入るのであれば悪い話ではないはずです。
ちなみに、先に触れた町内会費について、住民税みたいた形で町・市に徴収してもらい、公共の雇用という形で各町内会のメンバーに配当してくれると要らないトラブルも防げることもあり良いのではないかと思います。
以上の理由で町内かの仕事は地域の住民で当番制やるよりも、定年退職した老後世代の方が「公共の雇用」という形で担ってくれるのがみんなが幸せになれる方法と考えます。是非実現したいものです。
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