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人生100年時代を生きるためのコツをお伝えします。

その動きで人生100年時代に備えられる?

by rearloft

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rearloft

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人生100年時代といわれる昨今、あなたのこれからは今まで通りで本当に大丈夫ですか?

というのも、医療の進歩や保険制度、和食文化などにより、今後寿命はさらに伸び人生100年時代といわれる時代はすぐそこまで来ています。

この寿命に関する言葉は2つあります。

平均寿命と健康寿命。

平均寿命は0歳からの平均余命のことで、男性80.98歳、女性87.14歳になります。

続いて健康寿命。健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を表す言葉です。この健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳になります。

そうです。ここで目をつけるべきは平均寿命と健康寿命に差があるところです。

この差の表す意味。

それは、寝たきりなどにより介護が必要になる期間がこの差にあたります。つまり、男性は約8年、女性は約12年の介護を要する期間があるといわれています。

近年の問題として、平均寿命は年々増加する一方で、健康寿命との差が埋まっていないことがあげられます。

前置きが長くなりましたが、この"健康寿命を伸ばす"という今後の人生100年時代の一つのキーワードに対して、普段病院に勤めリハビリ業務にあたっている私が、病気やケガになる人の特徴や傾向、それらの対策はどうしたらよいかをお伝えします。

今回は特に注意していただきたいポイントをお伝えします。

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早速ですがまず、ケガや病気になる人によくある動き。

それは、身体に無理な力がかかり続けた状態です。

思い出してみて下さい。

ふと、床の物を拾うとき膝を伸ばしたまま腰を曲げて中腰の姿勢になっていませんか?

ふと、運転席から後部座席に無理に身体を捻って手を伸ばしていませんか?

他にもデスクワークにて腰が丸くなった姿勢でキーボードを打っていませんか?

この何気ないふとした動きが、日常生活に潜む身体を痛めるポイントです。

何がいけないのか?

答えは一つ。その対象に対して身体が遠いこと。身体に無理な力がかかっているかはそこがポイントになります。

ふとした動きなので、なかなか負担になっていることに気づかないかもしれません。

その場合、水の入ったペットボトルを目線の高さまで持ち上げるとき、肘を伸ばした状態と肘を曲げた状態で比べると分かりやすいです。きっと肘が伸びている方が重く感じるのではないでしょうか?同じ重さでも身体の使い方によって、その感じ方は変わります。

少し難しいですが、手を伸ばした物に対して身体が遠いと、それを支えるために大きな力が必要になり、身体にとっては無理な力がかかっている状態といえます。

一方で、少しその物に身体が近づくことができれば、少ない力で支えることができます。筋肉的にはいわば省エネ状態です。

始めの例に戻ります。

床の物を取るときの腰、後部座席に伸ばす手、デスクワークの姿勢。

どれも対象に対して身体が遠いです。

患者様として病院に来る方は、無理な姿勢で力がかかり続けた結果、何らかの症状を訴えることが非常に多いです。

普段何気なく、そういった動きをやっていませんか?それ、後々の症状の引き金になっているかもしれませんよ。

その対応策は後程、説明します。

では、なぜそのような、物から遠い使い方が身体にとってよくないのか?

それは、ずばり身体が硬くなるから。

「身体の硬さは昔からあるし、遺伝じゃないの?」

よく聞きます。

違います。

身体の硬さはその人にとっての使い方によります。無理な力がかかった状態というのは、言い換えると一部の筋肉に必要以上に力が入り、その力を上手く抜くことができない状態です。力が抜けないと、疲れてきてハリやコリとして感じられます。こうしたハリやコリはいわば身体の硬さになります。

身体が硬い=ケガしやすい

というのは定説として広く知られているかもしれません。

実際その通りだと思います。

雑草と乾いた枝を比べましょう。

雑草は柔らかく踏んでも踏んでもまた起き上がってきます。

一方で乾いた枝ですと、両端を持って少し曲げようとすると、パキッとすぐに折れてしまいます。

人の身体も同じです。

身体が硬い状態が続くと、些細な衝撃でも負担として蓄積します。

その蓄積が知らぬ間にどんどん積み重なり、ある一線を超えると症状が出てくるのです。

こうした無理な力の入り続けた状態による身体の硬さというのが、後々のケガや病気に繋がっていくのです。

最後にこれらを踏まえた上で、どう対策したらよいのか。

まず、物に対して身体が遠いことについては、単純に考えて物に対して身体を近づけられるかが重要になります。

例えば、床の物を拾うときの中腰姿勢。

身体を近づけるためには、膝を曲げてしゃがむ姿勢が有効です。

続いて、後部座席に手を伸ばすとき。

身体を近づけるためには、後部座席のドア側に周って物を取ったり、買い物袋を置いたりする方が有効です。

また、デスクワークのキーボード打ち。

身体を近づけるためには、椅子を引き、足は伸ばさず、背筋を伸ばす姿勢が有効です。

「つい、手を伸ばしちゃう」

「気づいたら背中が丸くなっている」

よく聞きます。

ですが、そういった動き一つ一つでいかに身体を近けることができるかが、予防という観点の一つのキーワードになることは間違いありません。

また、その他身体の硬さそのものをほぐす、柔らかくする方法としては、ストレッチやマッサージ等があります。お風呂に入るのも身体を柔らかくする手段の一つです。

やるべきことはとても基本的なこと。

そうした基本的なことの積み重ねの先に人生が100年の時代となってきます。

毎日の積み重ねと考えると長いようですが、過ぎてみればきっとあっという間で短いのではないでしょうか?

今回は"健康寿命を伸ばす"という今後の人生100年時代の一つのキーワードに対する私自身の意見を述べさせて頂きました。

毎日の身体の使い方を振り返ることで、今一度ご自身の健康について考えるきっかけにしていただければ幸です。

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